「あ、広告代理店という職種は絶滅するな」と身を持って感じた話
どうも、げぼたろうです。
関東でも雪になりそうですね。
今日はめずらしく仕事についての駄文を。
昨日、ある出来事を体験して
「ああ、そんな遠くない将来に広告代理店はなくなるだろうなぁ」
と感じました。
申し遅れましたが、私げぼたろう、広告代理店で会社員をしております。
広告代理店の仕事とは、、、、
企業からPRしたいサービス・商品の依頼を受け、それをTV/新聞/ラジオ/雑誌/ネットを用いて消費者に買ってもらうようにする仕事を主に生業としています。
でもたぶんこれ、そろそろ企業も気づきます。
「その広告ってホントに効果あんの?」と、、、、、、
個人の影響力
昨日のブログで、とあるアーティストについてのブログを書きました。
僕のブログは、1日平均100PVくらいのほそぼそとしてものなので
気楽に自分の考えたそのアーティストの印象、意見を正直に書いていました。
すると、、、、まさかの本人にRTがありました。
人気ブロガーさんは毎度体験することかもしれませんが、そこからiPhoneの通知が鳴り止みません。
「お気に入りに追加されました」
「リツイートされました」
「お気に入りに追加されました」
「リツイートされました」
「お気に入りに追加されました」
「リツイートされました」
「お気に入りに追加されました」
「リツイートされました」
ケータイが震えまくります。
「、、やめてくれい、、、、ワシは今、モンストがやりたいんじゃ、、涙」
ものの1時間ほどで我がiPhone5は充電が終わり、私は帰宅時の唯一の楽しみであるモンストをすることも出来ませんでした。
家に帰ると、、、、、、
RT 145
お気に入り 596
なんじゃこりゃぁ。
ちょっとした村議会なら僕、村長になれる!
アーティスト本人の1回のリツイートの威力を思い知りました。
と同時に「あ、もう広告代理店ってあかんやん」
と感じました。
▼理由 一個人の他への影響力が大きくなりすぎている
僕のブログをシェアしてくれた人が仮に、1人100人、フォロワーさんがいたとして
100 follower × 145 RT =14,500人には僕の書いた記事(Twitter上の文面は)届いているわけです。
+シェアして頂いたアーティスト本人のfollowerが 434,558人いるわけです。
つまり僕が、仕事のイライラから開放されるために書いている駄文が
449,058人のタイムライン上に表示されているわけなんです。
これって、すごいことなんです。
若者のバイブル メンズノンノで月平均発行部数 約170,000部
ですからね。
広告料金も0円です。
メンズノンノだと広告掲載料
4色1P | 1,500,000円 |
だそうです。
広告代理店はこうして掲載した広告料金をマージンとしてもらっていますから、
そりゃ、高くても載せたがります。こっちも仕事ですしw
でも
誰が書いたかわからないような、雑誌の広告と
自分と同じような一般人の書いた感想・口コミ
どちらが、信用されますか?
どちらが購入につながりますか?
鳥井さんも同じようなことをツイートされています。
“誰が作っているか分からない広告だらけの紙雑誌より、インスタでフォローしている人達のライフスタイルの方が親近感が湧く”:今どき誰が紙の雑誌なんか買うのか?noteの可能性と若者の消費傾向について https://t.co/r6qHLACruK
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016, 1月 29
そんな「広告代理店 不要論」を身をもって実感しました。
そこら辺のことは、こちらの本に良く書かれています。
もちろん広告代理店もネット広告にチカラを入れたり、ネイティブアドや
ブロガー施策、インスタグラマー施策などの対策はしているのですが、
果たしてユーザーってそんなにバカなのかな?
たぶんみんな広告に気づいているし、嫌がっている。
だからこの先、情報リテラシーがない人を絞りとる商売に変わって行くんじゃないか
と感じます。
僕も、一応中のひとですが、今ままでの広告代理店は不要だと思います。
なのでこの先どう変わっていくのか?
変わらないといけないのか?
がすごく楽しみだったりします。
ではではー雪になりそうだけど、ぼちぼちいこかー